
2026.06.20
「第2回 長居公園 川柳コンテスト」結果発表!
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2026年4月15日(水)~5月15日(金)に実施した「長居公園 川柳コンテスト」には、たくさんのご応募をいただきありがとうございました。
「長居公園」と「春」をテーマに寄せられた作品の中から、厳正な審査の結果、以下の通り受賞作品が決定しました。
選者・川柳 北田辺「くんじろう」さんの選評とともにご紹介します。
【大賞】
シャボン玉スタジアムごと空へ飛ぶ
もりしー さん
お子さんが飛ばしたいくつもの「シャボン玉」が春の陽光に輝いています。その一つ一つに「スタジアム」が映り込んでいる様子が目にみえるよう。シャボン玉を詠んでいるのですが、なんだか宇宙を見ているようなスケール感があります。ちなみに俳句で「シャボン玉」は春の季語、「スタジアムごと」の「ごと」がとても効果的です。春の川柳コンテスト大賞にふさわしい一句です。
【優秀賞】
春の園花もオカンもフルメイク
うさぎマン さん
春の長居公園に、植物園に、色とりどりの花が咲き乱れ、とても華やか。それを「フルメイク」と例えたところがいいですね。さらに「オカンも」とユーモラスに並べて、思わず笑ってしまいました。川柳の三要素は「穿ち、軽み、ユーモア」と言われています。その三要素がすべて揃っていて、とても楽しい一句になりました。
のぼり旗じてんしゃ力士春をよぶ
ふーちゃん さん
春の大相撲といえば大阪場所。街のあちこちに相撲部屋の「のぼり旗」もちらほら。地下鉄や公園にもお相撲さんを見かけます。その大きなお相撲さんが長居公園の周遊道路を今にも押しつぶされそうな自転車に乗っている姿がとても微笑ましく表現されています。「のぼり旗」の「のぼり」「じてんしゃ」をかな表記
にしたところも効果的。耳できく川柳というより文字で読む川柳としてよく考えられた一句です。
あのじいちゃん長居の春を知り尽くす
ちよっちゃん8758 さん
昔から、「町内に一人、百科事典みたいに物知りな長老がいる」という話を聞いたことがあります。この句を読んで、「なるほど、長居公園にも「長居を知り尽くす」長老がいるのだ、いやいるのだろう」と合点がいきました。春の午後。公園のベンチで将棋を指すご年配の皆さんの笑顔が浮かびます。
【特別賞】
車椅子ぶつかり合いの春の汗
この選評を書いているとき、ちょうどテレビドラマで「車椅子ラグビー」をテーマとしたドラマを観ていました。とても感動しました。「車椅子」の句も今までたくさん読まさせてもらいましたが「ぶつかり合い」と詠んだ句にはじめて出会いました。一目で「車椅子ラグビー」だと分かりました。「春の汗」も素晴らしい表現です。長居公園には「障がい者スポーツセンター」があります。そこで車椅子ラグビーの試合があるかどうか私には知識がありませんが、もし、試合があるのなら一度観戦してみたい、と思わせてくれた一句です。
【佳作】
春のまほう名前も知らぬ友とかける
ansembleさん
「春のまほう」が素敵です。
バラ香る特等席を譲り合い
「特等席」でバラが一番香ってバラが一番美しく見える場所まで想像できます。「譲り合い」でその特等席を他の人々にも分かち合いたいという作者の優しさまで感じられます。
おばちゃんが急にモデルに桜背に
ことの葉 さん
「おばちゃんが急にモデルに」、そんなおばちゃん、いてはるいてはると、膝ポンでユーモアたっぷり。
ベンチから見上げただけで春休み
「見上げただけで春休み」は見上げただけで満開の桜の下に座っている情景が目に浮かびます。
花吹雪ベビーカーまで春になる
Morganさん
「ベビーカーまで春になる」は、ベビーカーまでの「まで」が生きていて、桜色に染まってゆくベビーカーがまるでアニメの1シーンのようです。
佳作5句、それぞれ個性豊かで、賞まであと一歩でした。みなさん素敵な句をありがとうございました。
ご応募いただいた皆さま、心温まる句をありがとうございました。
長居公園ではこれからも、季節を感じるイベントや企画をお届けしてまいります。
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